リフォーム後に基準を満たせばフラット35Sが利用できる
フラット35リフォームパックとは、フラット35と取扱金融機関の住宅ローン（フラット35パッケージ）を利用することで、中古住宅の購入とリフォーム工事に必要な資金をまとめて借り入れることができる仕組みのこと。フラット35の融資限度額は購入価格の9割が上限だが、リフォームパックを利用することで購入価格の10割を上限に、「中古住宅の購入価格＋リフォーム工事費」の9割まで借りることができる。
またリフォーム前の住宅がフラット35の基準を満たしていなくても、リフォーム後に基準を満たせばフラット35を利用できる。同様に、フラット35Sについても、リフォーム後に基準を満たせばOKだ。例えばマンションの場合はリフォームで浴室に手すりを付けることで、フラット35Sを利用できるようになるケースもある。
リフォーム瑕疵保険への加入が前提となる
フラット35リフォームパックを利用する場合は、リフォーム瑕疵保険への加入が必要となる。また住宅に関する物件検査（現況検査、リフォーム工事計画検査および現地調査）を受ける必要がある。これらの検査は同一の検査機関で受けることになり、所定の検査手数料が必要だ。
利用の申し込みは取扱金融機関で受け付ける。フラット35リフォームパックを取り扱う金融機関は限られており、フラット35を扱っていてもリフォームパックは扱っていないケースが多いので事前に確認しておこう。
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